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[10302] HONESTY
詩人:ゆぅ [投票][編集]

貴方が微笑みながら
偽りの言葉を並べたとて
私には、それが真実か
そうでないのか
解るはずもないのよ

解るとすれば、それは
少しの苦笑いや
瞳を逸らす仕草や態度
貴方の全てから
私が感じとることね

けれど、これだけは
忘れないでいて

私が信じているのは
貴方の誠実さであって
決して、
貴方自身ではないのよ
誤解しないでいて


言葉で伝える愛には
永遠性を求めてしまうの
一秒後、伝えた想いや
気持ちが変わり
傷付く事がない様に

何度、訴えても同じよ
真実味などない
貴方の悪行いが招いた
結末なのだから
私には変えられない

けれど、ひとつだけ
忘れはしないわ

貴方が強く、私の事
信じてくれていた事実
決して、
『裏切らない』などと
思っていたなんて

貴方が思う程、私は
誠実な女ではなかった

2004/04/03

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