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[103350] 凍てついた心
詩人:小さな貝がら [投票][編集]

声すら掛ける事も
出来ない程
遠い存在に
なってしまった

遠いのは
距離だけでいいのに

遠くても
話している時は
心近くにいたのに

今は心ももういない

何をどうしたら
いいのか分からない

たださまよい
ただ悩み
ただ辛いだけ

春のように
淡く優しい桜みたいに
ほかほかしていたい

もう交わす事ない言葉

まるで言葉を
失ったかのように

凍てついた心

一生溶ける事ない
私の心

By 小さな貝がら

2007/06/12

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