そう浮かれたわたしは嬉しくてすっかり忘れていたのよこれがゲームだったなんて疑いもしなかったのねその時は心の中は読めなくて言葉で惑わす心理ゲーム彼の言葉に戸惑いながらピエロを演じてニヤけるわたし天然装いドジなミス舌を出してさり気にアピールわたしは最近計算高いだってゲームだもの簡単には負けられない仕掛けたのは彼かわたしか?そんなの初めからわかってないただ、過去の惨めなわたしに勝ち気でいたいのよゲームオーバーが幸か不幸かなんて判らないけどね
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