詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
ラッシュアワーの
電車で暮れてゆく
見慣れた町並み
いつもより
なぜかしら
きれいに見えて
ネオンも何もないけど
鮮やかに映す私にも
疲れてた心まで
笑顔になる
風と雲と心さえも
素直にずっと
見つめていよう
小さな地図だけを
頼りに
旅に出てみよう
風と雲に
揺られながら
子供の頃の
素直なままで
生きてゆく
これからも
忘れないよ 優しさ
小鳥の声が聞こえる
暖かい春に
出会うため
さぁ行こう
懐かしい時間旅行
風と雲と心さえも
素直にずっと
歩いてみよう
小さな貝がらを
海辺にそっと
泳がせて
風と雲を感じながら
子供の頃の
素直なままで
生きてゆく
これからも
失(な)くさないよ
優しさ
いつか泣いた事
夢見た日
とても懐かしく
あぁ思い出す
風と雲と心さえも
素直にずっと
見つめていよう
小さな地図だけを
頼りに
旅に出てみよう
風と雲に
揺られながら
子供の頃の
素直なままで
生きてゆく
これからも
忘れないよ 優しさ
By 小さな貝がら