| 詩人:咲麻 | [投票][編集] |
あと何分?
あと何分?
何度となく時間を確かめる
「お誕生日おめでとう」
だだそれだけ
それだけだけど
それだけじゃない
きっかけが欲しかった
一文字一文字
震える指先で文字を綴る
何もなかったかの様に
顔文字とか
(笑)なんて使っちゃって
明るく努めたなら
戻れる様な気がしたんだ
みんなで笑い合っていたあの頃に
特別じゃなくていい
ただ一緒に笑えたらそれでいい
私はもう大丈夫だよ。
言わないけど
嘘だけど
どうかそう感じ取って
鼓動がカウントを始める
5・4・3・2・1・・・・・0
どうか、届きますように…。