頬に触れた生暖かい風アタシの体を攫っていきそうなくらい優しい温もりだったアタシはその時何故だか涙が出たまた風は優しく吹く“強くなくてもいい”そう言うかのように落ち葉を浮かせながらアタシの前を過ぎた“ツヨクナクテモイイ”この言葉がアタシに勇気をくれただからアタシは今こうして生きてるんだと思える
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