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[107475] 記憶の墓標
近くの空が 遠くなりて
入道雲が雷鳴運び
一頻り降った後は
散々に 雲 散らばる
ベタつく大気は
彼方へ消えて
肌寒い 碧を身に纏う
夢 儚く消えた
現実との境界線も 日々斑
蜃気楼が 運んだ 夏の夜の夢
温もりは 大気に消え失せ
声も 空に浸透し
記憶に残るは
幻のような 残像
はみ出した記憶
細胞が死に
細胞が生まれた
忘れながらに生きていく
永遠など在りはしない
2007/08/17
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