詩人:BattlE HearT | [投票][編集] |
夢に向かって
全てを置いてきた。
一人でも生きていけると
根拠のない自信があった。
だけど
一人になって初めて
本当の孤独の怖さを知った。
そして
今までたくさんの愛に包まれていた事に
やっと気付いた。
堪えきれず
涙が溢れた。
足早に歩く人達に
気付かれないように
声を殺した。
顔を上げると
寄り添うカップルが
悔しいくらい
幸せそうに笑っていた。
いつか僕も笑えるだろうか。
きっと本当に辛いのは
これからだ。と
覚悟を決める。
これが最後の涙にすると
星のない空を見上げ
胸に手を当て誓うよ。