詩人:花 | [投票][編集] |
羽ばたくことを忘れてしまった鳥のように
「最大級の幸せの後は
悲しいが待っている」
なんて思うのは後ろ向きな人生ですか
なんだかすべてに億劫になってしまったの
一生分のエネルギーを使った気分だわ
なのにどうでしょう
あなたときたら 平然と次の恋をしてるじゃない
息をするのを忘れてしまったみたい
夢を見るのが怖くなってしまったみたい
その右手を握るのが怖くなってしまったみたいなの
人の心って、なんだろう
魂って、霊って、なんだろう
そしてそれは、どこにあるものなんだろう
運命の瞬間は、いつ、どこで、
どんな人と関わることで変わっていくのだろう
それは初めから、決まっていることなのだろうか
それとも変えられることなのだろうか
お金に踊らされ 自分の欲を満たしたい
保身に走り 偽善に酔った沢山の人
そんな人たちを激しく恨み 嘆き
それでもなお愛したいという思い
狭間にて思うは
疑心暗鬼になってしまった心との葛藤
恐怖と戦い この鎖を断ちきれるのはいつの日のことやら・・・