ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.109000-109999 > No.109095「午前0時」

過去ログ  〜 過去ログ No.109095 の表示 〜


[109095] 午前0時
詩人:はるか [投票][編集]




電波にきらわれた
午前0時

どしゃ降りBGMが
気に入らなくて

煙草のけむり
大きなため息で
宙にまきちらした



物書きならこんな時
雨音リズムで
韻ふみしながら

自然の神秘を
詩うのだろうか


夢追いならこんな時
君への距離を
ひと跨ぎして

銀河の海に
身を投げ出すのだろうか


君眠る街の
午前0時
大きく息つぎひとつ

必要としてるのは
君よりも
もっと ずっと
僕の方だったんだね

2007/09/08

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -