詩人:月城 夕 | [投票][編集] |
周りがゆっくりに見える
時間の感覚すら消え
笑うことも泣くことさえもできない
ただ削り取られたような痛みが
時を刻んでいる
今が死に時なんだろう
僕はどうして生きているのか
こんな思いをしてまで
辿らなければならない道であるのか
来た道を戻ればやり直せるというの?
此処に立ち止まれば
世界が変わっていくというの?
希望を捨てずに歩き出せば
そこに何が生まれる?
僕はどうやって生きていくのか
“消える”という選択肢を持たずに
とりあえず今は
自分を騙して生きていくことが
賢明な判断のようですね