詩人:Akira“STARMAN” | [投票][編集] |
悲しみは
静かな海の波のように永遠に続く
僕の心は悲しみを慈しみに変える
君は僕、僕は君
僕の心は慈しみを快楽に変える
君はどこにもいないのに
君がいるかのようにして
僕が生きる日々の暮らしは
変哲もなく、ちっぽけだ
慎ましく生きていこうとするけれど
過ちだとわかっていて 何かを変えようとする
こんな愚かな謀の繰り返しのうちに生きている
君が生きてきたことの証が
僕の存在そのもののはずだ
君への愛を
日々の愚かな暮らしのなかで
確かめようと試みる
そして僕の心は
悲劇を究極の自愛へ変えようとしている