| 詩人:花 | [投票][編集] |
あなたの夢を見た朝は
理由もなく憂鬱になってしまう
付き合ったのはいつだっけ?
別れたのはいつだっけ?
洗濯機の回る水と
記憶を遡る
朝は牛乳たっぷりのホットコーヒー
野菜サンドとおはようのキス
シャワーを浴びて
アイロンの利いたスーツに着替え
同じ車で出勤した
あなたの使ったマグカップが
今では少し埃にまみれて食器棚の奥で眠る
私はマグカップからグラスに切り替えた
朝はホットじゃなくアイスで目覚めるのよ
私とあなたの分岐点
夏の名残のオープントゥ
爪先を鳴らして
施錠する
コンクリートの隙間に
黄色いタンポポ
季節を間違えたのかしら?
だけど 綺麗に咲いている
意思をもって咲いている