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[115438] 観月ー第3章ー闘病ー
詩人:†沈黙のメシア† [投票][編集]

体の中に潜んでいた“病”が…
彼女に向けて 猛威を振るい出した…
時に襲う喀血は頻度を増し…
その度に発熱をし…
大量の点滴が常に投与され続け…
毎日大量の服薬…

副作用に因る吐き気や浮腫み…
それでも彼女は耐えていた…
懸命に生きようと…

数日置きだった喀血が
気が付けば一日何回も…
最初の頃には無かった
呼吸困難や心発作も併発する様になっていた…

その度に…俺を狂わす心電図の音
速さを増した心電図の音は…
四六時中俺の中に鳴り響いていた…

2007/11/24

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