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[1161] 虹のように儚い記憶と想い
詩人:ちぃふぁん [投票][編集]

夜の街を歩いていたら

通りの角に虹を見たよ

僕が歩く街・寂れた想い出を持ち合わせて

君と過ごした淡い記憶をクロスさせて

ぐるぐるとただ歩き回ってる

その先にふと君が笑って居たような気がして

走って追い掛けたけど、そこには...



いつか君と二人で見つけた

小さな虹のすべりだいがあった

こんな所にも君は忘れ物をして逝ったんだね

悲しくはないさ

もうその時ココロは一つだったから

君はまだ僕の想い出を引きずって歩いてるのかな

大丈夫だよ、悲しむ事はないから



忘れたフリをして置いて来た想い出達を

もう一度手ですくって

ココロの中に詰め込んでもいいかな

いや、そんな事をしても

二人の時間が戻る訳じゃないんだけど...



ただ僕は確かめたかったんだ

君が僕を本当に愛してくれていたかどうか

キスをしてた時も

お互いの体温を感じてた時も

信じてなかった訳じゃない

足りなかったのは愛じゃない

言葉が欲しかったんだ



こうして離れてしまって

悔しいけどすごく寂しい

ココロにぽっかり穴が空いてしまったようだよ



静かに瞳を閉じて

頭の中の君の笑顔をおびき出す

今も僕を惑わし続けている

繭の中に眠り続けている僕の天使



分かったんだ、君が僕を好きな事...

2005/04/08

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