詩人:かし | [投票][編集] |
不幸せでも生きていればそれでいい
お腹が空いても眠ってしまえばいい
もっとなにか欲しいものやしたいことが
あるはずでしょう
期待外れを恐れていたら
期待通りにはいかないのよ
あの青い空を見たでしょう
気まぐれに色を変えることしないで
退屈しのぎに橙色に染まったり
どうしようもなく真っ暗に落ち込んだり
それは変えなければ
変わらないものなのだから
それでも知らないから
「頑張れ」に「頑張ってるんだよ」
特別なのに特別扱いを拒む
少しだけでも
頭を抱えて悩んだ方がいい
足は闇が奪って
腕は空間が食べた
耳を白い靄が覆い
目を照らし過ぎる光
知らないから言っている
そんなことが許されるわけはない
それを自らが言って罪悪感を軽くしようと
それもまた無意識の自分擁護
続くから続く