ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.117000-117999 > No.117079「想荷車」

過去ログ  〜 過去ログ No.117079 の表示 〜


[117079] 想荷車
詩人:秋庭 朔 [投票][編集]


言葉は
想いを運ぶ
大切な荷車

時に
溢れる想いが
轍に流れて
車輪が空回る

だから想いが
嵩張る時は
乗せるのを躊躇って
黙り込んでしまう

ありがとう
ごめんなさい

そんな
素直な想いが
簡単には
運べない程
重たい時がある



大好きでした

きみを忘れない

どうぞ、お幸せに


運んで
あげられなかった
想いたちが
だんだん
胸の奥に溜まってく

2007/12/17

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -