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[117120] おいてきぼり
詩人:カラクワト [投票][編集]

僕の躰に 軛
君がかけた 呪い
君しか持たぬ 鍵

何も言わず
隙間に消えた 君
今どこに
いるのだろう

とくに かなしい夜
まぶた色の 景色に泳いだ

いつかの キミがそこにいた

よろこんで
手を伸ばす

意外に キミは
とおく にいて

掴んだのは 空
浮かんだのは 絶望

悲しいそうなカオ

…せなかを 覗いて
なぜ 分かる?

倨傲な過去―
何も見ず ただ はしゃいでた
愚かな僕

朝日が僕を呼ぶ

お願いします
鍵をください

その後で
行ってしまうなら
止められは しないけど


一言 僕を突き放して

鉄の言葉で断ち切って

あなたなんてと 罵って


せめて それだけ。


じゃないと ここから

ウゴケナイ

2007/12/18

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