詩人:カラクワト | [投票][編集] |
僕の躰に 軛
君がかけた 呪い
君しか持たぬ 鍵
何も言わず
隙間に消えた 君
今どこに
いるのだろう
とくに かなしい夜
まぶた色の 景色に泳いだ
いつかの キミがそこにいた
よろこんで
手を伸ばす
意外に キミは
とおく にいて
掴んだのは 空
浮かんだのは 絶望
悲しいそうなカオ
…せなかを 覗いて
なぜ 分かる?
倨傲な過去―
何も見ず ただ はしゃいでた
愚かな僕
朝日が僕を呼ぶ
お願いします
鍵をください
その後で
行ってしまうなら
止められは しないけど
一言 僕を突き放して
鉄の言葉で断ち切って
あなたなんてと 罵って
せめて それだけ。
じゃないと ここから
ウゴケナイ