ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.117000-117999 > No.117162「さむがりな君へ」

過去ログ  〜 過去ログ No.117162 の表示 〜


[117162] さむがりな君へ
詩人:カラクワト [投票][編集]

夜 眠れぬ君に
熱いココアをいれてあげよう

冬のかけらに凍える君の その肩を
そっと上着で包んであげよう

寒い朝
ストーブの前で震える君を
そっと抱きしめてあげよう

雪の候
苦しげに 息を白くする君の唇を
優しいキスで溶かしてあげよう


―ねぇ。あなたは さむくないの?


大丈夫。
僕はね、君がいる限り
凍えることはないんだよ

2007/12/19

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -