| 詩人:soul | [投票][編集] |
未だに大きな悲嘆を知らぬ
夜の黒に溶け込んだことも無く
その手に掴もうとするでなく
その足で近づこうとするでなく
ふとした切れ間
大半は
向きを変え諦めを見る
そして
回想は揺れて
陰影に溶ける
今日は
昨日や明日と同じ様な
物足らぬ気持ちにもならず
陽や月に思い出ばかり抱き
孤独
曇りに不安ばかり抱く
負け犬も憂いも太陽には虚しくて
依存も負い目も太陽にはただ虚しくて
捨てられた車の山のように
動かぬ今
未だに大きな充満を知らず
その手に掴もうとするでなく
その足で近づこうとするでもない
そんな人を見て
太陽は雲に隠れるだろう
そんな人を見て
欠けた月はにやり笑うだろう