「もう二時か」こんな時間に僕は現実感を失っていて寝不足にならないように君の温度を思い出していたベッドから起きて揺らぐバランス振り落とされそうな感覚の中で夜明けの温度はやけにくっきりしていた差し込んだあの藍色は夜を握り潰してしまわないよう二百ルクスの明度でもって世界を照らしている温もりと見果てぬ夢とを混ぜ込んだら明日が見えている凍りついた窓の外には夜が少しだけ遠回りをしていたAIKU071231遅れましたテーマは「温度」です。
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