| 詩人:黒い犬 | [投票][編集] |
路地裏の猫 金色の瞳
煙突の犬 銀色の牙
月は曖昧な色 風は旅する足を止めた
彼女の星 優しい色
屋根裏の鼠 皮肉な色
月は輝きを増し 風は何かを告げた
星の線路 夜の闇へ
汽笛の音が響いて
いつか さよならするその日まで
僕はここにいる
何か無くして
何か手にして
それが間違っているかわからない
ただ今はあの汽車に乗るまで
生きていたい 無くした全てを想っても
夜空へ飛び立つ気配 汽笛の余韻
土星の駅まで その先の闇まで
終点の無い列車の旅
別れの旅へ
月は悲哀を増し 風は優しい匂い
星の線路 消えていく