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[120079] 君という閃光
詩人:青央紗 [投票][編集]

ひび割れそう

優しくされたら

崩れ落ちて笑ってるけど

泣いているこの気持ち

どっかの羽が空から舞って雨上がり濡れた地面に吸い付く

どっかの隙間から
オレンジ色みたいな光

歩くたびにキラキラ歩く時だけキラキラ
立ち止まればこの隙間からのキラキラは見えはしない


あなたはよく思い出し笑いするね

私はよく思い出し泣きする

この私のあなたへの気持ちが影になって
影として延びて行く巨大化してる

この陰鬱な気分


生きた花がカザグルマみたいに
回る
あなたの指握るたび
悲しみの湿度に包まれる

この湿気で全てが歪み行く

歪んだあとは

涙で水浸し

その後はただ

時と共にあらわれた
朝日で太陽で

気持ちが太陽の匂いになるまで干すんだよね

けど太陽の匂いばっかりが良い訳じゃなくて


あなたのその湿度も時には恋しくなる

結局なんであれ

あなたが好きなのは仕方無いって言うか
どうしよも無いって言うか


そんな気持ちでも
好きな事に変わりは無いから

永遠でありたい

2008/01/31

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