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[120360] 『輝石』
詩人:青空 [投票][編集]



 日陰ばかりを歩いてた

 みんなの優しさが怖くて

 信じてしまったら

 先が見えないよ


 夢のつづき

 それだけで溢れる

 気になる闇の向こう

 途中で目を覚ます


 大切な人は知っている

 ただ居場所がわからないだけ

 まだ独りで大丈夫さ

 笑い声を避ける毎日

 月にだけ伝える

 温かいものを呉れるから

 白いがいの視線は

 要らないよ

 僕にはお月さまが

 在てくれるから
 
 
 

2008/02/04

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