| 詩人:凪都 | [投票][編集] |
転々と広がる逆しまの夕焼けこやけ
足を突っ込んで道路を横断したって
沈んでしまわない事知っているわ
追い風を吸い込む花柄ビニール傘
手を離したらそのままどこか深くへ
それともどこかへ飛んで行きそうね
コンクリートの表面
今日はスカートじゃなくてよかった
けれど濃さと重さを増したブーツ
普段じゃ聞けない声で鳴くもんだから
あとで新聞紙を隙間なくギュって
詰め込む計画を立てたこと
まだまだ知らなくて良いからね
街灯下の水たまり
小雨の花火を
見学しながらの帰り道
今日も今日を連れて行ってしまうのに
落ちる穴さえ見つけられない夕闇の中
もう帰るわ
昨日も帰ったもの
寒いからもう帰るのよ?
諦めたワケじゃないんだから
だからまたこの道達に
明日逢いましょうと手を降る
次はだいだい色のコケが生える頃ね