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[120971] 迷走アリス
詩人:凪都 [投票][編集]


転々と広がる逆しまの夕焼けこやけ
足を突っ込んで道路を横断したって
沈んでしまわない事知っているわ

追い風を吸い込む花柄ビニール傘
手を離したらそのままどこか深くへ
それともどこかへ飛んで行きそうね

コンクリートの表面
今日はスカートじゃなくてよかった
けれど濃さと重さを増したブーツ
普段じゃ聞けない声で鳴くもんだから

あとで新聞紙を隙間なくギュって
詰め込む計画を立てたこと
まだまだ知らなくて良いからね

街灯下の水たまり
小雨の花火を
見学しながらの帰り道

今日も今日を連れて行ってしまうのに
落ちる穴さえ見つけられない夕闇の中


もう帰るわ
昨日も帰ったもの

寒いからもう帰るのよ?
諦めたワケじゃないんだから


だからまたこの道達に
明日逢いましょうと手を降る

次はだいだい色のコケが生える頃ね




2008/02/13

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