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[12231] 君を創作ス
詩人:放射能] [投票][編集]

彼女に変な虫が
つかないよう
机の中に
シリカゲルを置く
君は不思議な顔する
僕のほんの気持ちだよ
おまじないだよ
だから捨てないで
いたずらじゃないよ
君が好きだから
吐く息とても熱いから
プールの女神になれる
校舎の影に
呼び出したのは7月
夏休みには
付き合う宿題をしよう
照りつける太陽
妄想‥夢のまた夢だ
ぜったい約束だよ
僕の好きに
湿気なんかないよ
浮気なんかないよ
ピンクに変わったら
取り替えなきゃ‥って
ブルーなまま
彼女は透き通ったまま
一緒にブラブラしたら
2人でラブラブしよう
校庭の隅の
鉄棒にもたれて
待ってるから
ゆっくり一緒に帰ろう
夏服が眩しい
彼女の水着を連想
祭りの浴衣も連想
とどまる事なく
突っ走る青春
10代のサマーデイズ
今度こそ言うよ
未来もわからない今
今は君に夢中だよ
それだけは
ハッキリしてるよ
夕日が眩しい
君が反射して
2倍眩しい
読めるけど
書けない漢字のように
狂おしくもなる
突っ走る青春
健全なサマーデイズ

2004/05/17

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