| 詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
遠い人から順繰りに
向こう三軒両隣まで伝わってきたイジケ
邪推しまくり
疑念 疑惑の かたまり生活
ひがんで ねたんで うらんで つらい
ここいらで、
身体中にまとわりつく痺れ薬を振り切るのよ
あとに引かないように、思ったことをすぐ言う
思ったことをすぐしようと企む
これまで迷惑かけられたことを愚痴り
世話してやったことを執念深く押し付け
して返されたことを弾き飛ばす
人に聴かせる力を磨ぎ澄まし
無理にでも考えさせることができるように仕向け
説得力が見事に欠落した話をしておきながら、自分はできると思い込んでる語り手や、
うまく伝わらない文章の書き手の揚げ足を捕らえて
騒ぐ
いかにぎくしゃくさせながら仕事師のリズムを壊すかに命を賭け、時間力を根こそぎ断ち、
裸の自然をむき出しにしようとする
俺、休みたい。