詩人:セノ〜ルフォルテンデグルメノシュタイン | [投票][編集] |
縦長の空
僕は嫌われ散らる
見上げても見上げても
ハスキーな声
平然と見ていたけれど
親愛なる闇と
憎き光のハーフである
何かを欲していた
その何かが分からない
誰を探しているのか
僕にとって
都合のいい♀を隣に置く
みんなやっている事だ
そう言い聞かせた
きっと解決したんだろう
もう悩んでないんだね?
幾年経た後で
悩むという敵から
逃げたの間違いだろう?
楽しいと思う事
それだけを追求して
他人の犠牲をも厭わない
気付かない様にする
大人の階段とは
一つ一つ昇るにつれ
その分
人としての階段を
降りていくものなんだよ
燃えるゴミとして
僕はいつも外出してる
敬遠されている
そのワケは?
そう問い質したかった
汚い眼の持ち主
雑音となって生きる僕を
何かが
きっと何かが
でも
その何かが分からない