「ミルクを切らした」とミルクティーを愛する君は不機嫌そうに言う普通のティーを注いでやっぱり満足できないとそれは真夜中のこと心のやすらぎがミルクティーの味の奥にあるんだと君は言う一緒に買いに行くとても単純なできごと安いミルクで十分そんなふうに君は毎日を生きている君の小さな暖かい世界ミルクティーの香り柔らかな微笑みおとずれた気付き君はいつも忘れない最後に注いだぬくもりの一杯「キミも飲みなよ」
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