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[125054] 春の雪と雨の春
詩人:都森 善太 [投票][編集]


何処までも
遠く離れた
雨上がりは春の空で
溢れていくのは
虹みたいに
いい想い出ばかり

故郷へ

場面を変えて
もしもから始まる
いつもの空話
中心を一筋に

線路は

まだまだ辿り着けない
透明なガラス越しに
すれ違いな自分を見た

平行して、いくつもの
走り出すスピードに
探すのは諦める
またこんな春には
雨が降るかも



なんて、すぐに忘れた


2008/04/21

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