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[125061] 生きるという重みの下で
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



なんか

もう
どうでも

よくなっちゃって





苦しみは
痛みにしか

変わらなくって





現在は今でしかなくって



黒い過去は
ひたすらに重い












未来へとつづく
扉は

いつだって





目の前にあるけど





ちょっとだけ差す
白い光は

掴めそうで

大きすぎて





ぼくの背には重い












どしてだろう





もう
切っちゃおうって

何度も決めたのに












切り裂いてやろうって
決めたのに












どこまでも

どこまでも
ついてくる





まとわりついてくる










ちいさな迷路の中





思考は
押し込められて












きっと


理由なんてないんだ












ただ
動けなくて












その
「重み」の下に



屈してしまった

ぼくが










結局

ダメだった

ってこと
なんだろう


2008/04/21

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