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[127034] 海と逢った
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

奥行きに物思う 夏前

自然の粒になって、飛ばされたい
それは、みなぎる前進感覚があり、
乱れながらも あらがい



地球森のジプシーで漂流
まるで仙人に昇華しようとしている必死さ


とけてく おおらかさ

なすがままに、譲る気

まろやかな360度周辺ぐるり からの自由

じたばた もがくのをはたとやめ、
透明な雲蒸気の乱気流に見とれる


上空の空気かたまり・たまり熱と話し込みたい
山向こうまで ぼくを運んでゆく道々に、なにを考える?
歩く道のりをほんの10秒で言ってみたら、三色ごはんを日に三度いただくほどの、ゴージャスタイムとなりうるさ


忘れじのロック魂を 都会に降り注がせる嵐で飲み込んでおきながら、
あぁ、あっけなく あくび評論家きどる 僕は のんびり屋だよ

プカプカ・プカリ・・・煙・・湯気・・

2008/05/28

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