暑さから逃げだしてたどりついたちいさな木の陰その木は細く痩せてしわだらけで子に愛情を注いで老けて行く母のように思えた葉は青々と元気いっぱいに光を集め働いているいつしか木の葉となって母の木の膝で眠るのように優しい日陰に抱かれた暑い夏の日帰ってから母に電話した木の葉になった暑い夏の日
[前頁] [投票する] [次頁]