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[130331] 泣いたナイト内緒の話
キミガイナイが訪れて
ユルセナイが過ぎ去って
モドレナイが降り積もり
ワスレナイが顔を照らした
そしてそこには
淋しそうに佇む
ナニモナイがあった
僕は近付いて
「また明日から生きてみるよ」
と声をかけた
「いつだってそうさ」
ナニモナイが答えた
僕は確かに温もりを感じた
君の温もりは
実は僕の温もり
愛し合うっていうのは
そういうことだったんだね
僕は確かに温もりを感じた
僕自身の悲しみを感じた
2008/08/09
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