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[131022] 滑走路
詩人:千波 一也 [投票][編集]


(どこへ

(飛びたったのだろう



ある晴れた日の、

見知らぬ誰かの離陸がまぶしい



(ぼくの日常は

(すこしだけ寂しくて


(それが全てではないけれど

(確かにそうだけど、

(うらやまして

(目を細くする



快晴だから、

ぼくの日常が

はっきり見えて

ぼくはただ車輪のように

空を見上げる


まっすぐに降りてくる

誰かの瞳を

よけながら



(ぼくはまた

(飛びたてるだろうか、

(こころと

(夏を


(ぼくはまだ、



ぼくを飛びたった

見知らぬ誰かのこころから

あらたに誰かが

飛びたって


まぶしい日々は

くり返される



やわらかに、

曲がりをはねのけて

着陸のあと

から

2008/08/25

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