| 詩人:鴻 | [投票][編集] |
使い切ったNoteの数
消し去った言葉の数
君へと囁いた
愛言葉より
増えていったNoteの数
それは言えなかった愛言葉
こっ恥ずかしくて
上手く言い出せなくて
隠すように
貯め続けたNote達
本棚の参考書と一緒に置いてあるけれど
君に見つかりそうで
“―…コワイ…―”
『怖イ 恐イ 強イ』
―…コノ気持チガ...
君を傷つけないか
負担にならないか
そんな
ネガティブな思いから
言葉が凶器に思えて
“『…書イトコ…』”
《オイ いつものポジティ ブさは何処へ言ッた?》
《ナァ 負担かどうかなん て本当は分かッてんだろ》
本音が心を叩くけれど
PenとNoteのカリカリ音
そんなちっぽけな物音に
隠れて
聞こえないふりをした
使い切ったPenの数
隠しきった言葉の数
君へ伝えた
愛言葉より
捨てていったPenの数
それは言えなかった本音達
めっちゃ好きだって…
んなタイミング掴めない
吐き出すように
貯め続けたNote達
本棚の参考書と一緒に置いて……―
…君に 見ッカッタ…
“―…ヤバイ…―”
『マズイ 怖イ 強イ』
―…だけど...
このNoteが
伝えられず
溜め込んできた
君で感じた
“『感情』”
切実二
君に放チタカッタ…―
“『愛言葉《ホンネ》』”