「脳みその重さってどれくらいか知ってる?」「およそ1300グラム、なんだって」「あんたバカだからそんなに重くないかな」「でも。でも、願いだから、どんなにバカで、頭の中が空っぽだって、」「あたしを忘れないで。忘れないで、いて」「忘れるわけない、だろ」1300グラム。たったそれだけが今も、君を求める。
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