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[132087] 金色に
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕の存在よ
金色に光り輝け
たくさんいる同じような人の中にうずもれて目立たぬことのないように
もっとスポットライト浴びて まえにでろ

人は長い旅の中で
いつも悲しみに泣き喜びに笑い そして…
ただ同じようなことを繰り返すだけで平和的に毎日が過ぎていくのを眺めるように
たたずんでるのさ
進んでいるようで
ずっと同じ場所で
立ち止まっているみたいな感覚がふいにイメージに浮かべば
景色が動き出すさ

ほら 見てごらん
ほら 目をあけて

外の世界に興味をしめしてごらん
どんなに些細なことからでもいい
いずれ 種になるから
いずれ 種は花を咲かすから
ほら 外の世界の美しさに目をむけて
ほら 少しずつ世界が君の中で輝いてく

僕が言えば きっと鮮やかに変わるよ

金色に輝くさ

僕はもっと
君ももっと
大衆の面前で歌うべき人さ
ちっぽけなライブハウスみたいなとこじゃなくて
小さい照明じゃ君は引き立ちはしない
ほら もっともっと上を見てごらん
欲を出してごらん
目指すは頂点
あの山のてっぺんさ。

2008/09/21

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