詩人:Smile | [投票][編集] |
逃げていた
きっと 私を追うものなど何もなかったのに
無意識のうちに
リアルを信じようとしなかった
その果てがこの人生
世界の真ん中にいるようで
誰にも見つけてもらえないような気がしてて
欲張りに全てを求めて
上手く掴めなくて逃げ出した
後悔も強がりも
捨てきれずに一緒に歩いた
時に焦って走って転んで
泣いた後の決意はすぐに蒸発して消えてった
世界に必要ないと分かっても
抜け出せないイマを
“精一杯”生きるのは苦しくて
助けてと叫ぶ声すらもう出ない
蛍光灯の白い光は
未来なんて照らしてくれない
自ら掴みとるしかない希望も
見えなかったらどうすればいい
誰か教えてと思う心すらもう壊れそうだよ