ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.132000-132999 > No.132608「月の唄に耳をすませて。」

過去ログ  〜 過去ログ No.132608 の表示 〜


[132608] 月の唄に耳をすませて。
詩人:詩奈 [投票][編集]

月の声を聴いていたの

あなたへの唄だった

秋風がすすきを優しく撫でる
時折降る雨は強く、でも細かな粒

雲が早く流れ
星空は見えては隠れ

月は涙で滲んだ



「いつかは晴れますように。」

季節外れの短冊を夜空に掲げる
月の唄に耳をすませて

2008/10/06

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -