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[132877] 鈴 慕
詩人:朱雀 [投票][編集]


時の端尾(はつお)を 握り締め

いまだ名もなき形(なり)を孕み

音なき音に耳を欹(そばだ)て

真空妙有の現(うつ)に凪ぐ


深遠に籠(こ)む白い背に

腫れた日常 穿つがごとく

瓊枝(けいし)に掛けた

鐸鈴(たくれい)が

シャラン シャリリと音連れて

シャラン シャリリと霊(ひ)を揺(いぶ)る


い繋(つが)る言の葉 依り代(しろ)に

褻(け)にも晴れにも

奔放不羈な魂(たま)を刻まん

2008/10/14

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