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[134016] 
詩人:ゆぅ [投票][編集]

あなたの左手に
指絡めて
夢に堕ちてく

夜明けを
阻止する事など
誰にも
出来ないね

時間の延長も
朝には
負けてしまうから

帰りぎわ
Back Mirrorに映る
あなたの姿

見えなくなるまで
追ってしまう

日常に戻れば
あなたは
また遠い存在で

その背中を
わたしは
追い掛けるだけ

あなたは
きっと
気付いてるのに

決して
振り向かない

2008/11/05

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