詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
一秒ほど短い時間は存在しないけれど
その一秒でさえ愛する人と居たいこの気持ち 愛を知らない他人にわかるでしょうか
そしてどれだけ愛しても心が限界を決める事 ゆるさない
そんな気持ちもわからないでしょう
愛を知らない人たちは鼻で笑うでしょう
たとえそんな安い気持ちで愛を知ろうがそれはたかが愛の目次を見ただけの飛ばし読みと同じだから
愛を知ったと笑うのは見当違いだ
ほんとに愛を知った人ならばなにもいえずただ言葉もなく涙を流すだけだから
抱きしめられたりふれられたりするだけで心は大きく揺らぐから
愛はちょっとやそっとじゃわからないんだ
だからたわごとは悪いけど遠慮なくつぶさせてもらうよ
愛をもっともっと知りたい
愛してるだけじゃもう気持ちが収まらないんだ
愛をもっともっと降らせて
傷つけあう愛や嘘だらけの愛じゃない真の愛を
注がれていく愛
心に降る愛に傘をさすような日がきたら
その愛は終わり
そのくらいボクは真剣に君をみつめてる
愛よ降れ
もっと もっと
愛よ降れ
この身に焼き付けるほどに
この身を焼き付くすほどに
さあ さあ
愛はボクの中で絶え間なく降り続く
この闇の向こうで愛は笑ってボクを待っているから
ボクは強くいられる
君だけを思いながら
愛の降る日々を
愛が降る世界を歩いていく
ボクが浴びるのは
君という愛だけ
ほかの愛になどぬれてたまるか
そうして愛が降る日にはきっと限りない星空のようなきらめく未来が届く
たった一つの未来がボクに届く
もう二度とこない一度きりの未来すべてを埋めつくす 無限の愛で
この愛が言い尽くせないほどだから
この日に起こる事が言い尽くせるわけもなく
ただ流れる涙が瞳の中に浮かぶ名もない景色に水をこぼして淡色でにじませるだけ
愛が降る日に世界は変わるよ。