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[135535] ちょっと昔の話
詩人:遙香 [投票][編集]

2007年9月5日
21時47分

私の彼氏は死にました。
15歳でした。


彼のパパはヤクザです。
私のパパもヤクザです。
だから彼と知り合いました。
彼と私の過去には、共通点がたくさんありました。
だからか、話してくうちにすぐ、好きになりました。
彼の気持ちも同じでした。


ある秋の日の夜です。
雨がザーザー降っていました。
彼は彼のパパと若い衆(2人)と一緒に、ある街のビルの物件を見ていました。
ところが、彼のパパをよく思わない連中が彼のパパに銃を向けました。
若い衆が庇うも遅かったようで、彼のパパは左目と左腕を撃たれました。
巻き込まれ、彼も撃たれました。
彼は腹部を2か所撃たれ、内蔵が破裂しました。あとは右足も1発撃たれました。


私が病院へ行くと、既に彼は死んでいました。
即死だったようです。
彼のパパは、3か月くらい意識不明の重体でした。
今は元気に生きていますが、左目は見えなくなり、体の左半分は動きません。言葉もうまく喋れません。


私の彼氏は死にました。
私の理解者は死にました。

私の心は死にました。


2008/12/03

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