ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.138000-138999 > No.138117「残業ゲーム」

過去ログ  〜 過去ログ No.138117 の表示 〜


[138117] 残業ゲーム
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ある人はそんなことでくだらないよというようなことで悩んでいる
たくさんの悩みがある
生きてれば当然だ
当然 抱えた人にしかわからない悩みもあるよ
だから他の人には伝わらない 伝わらない
どんなにわかろうとしてくれても
ねえ 無理してくれなくていいんだよ…?
涙がとまらないよ

でもそれを捨てたら僕はもう二度とは笑えないし涙だって流せない

頭を抱えて泣き叫びたいくらい生きてるのがいやになるときがあるのも仕方ない 仕方ないさ
それが生きてる人の痛みと苦労
生きても死んでもあるのは先の見えないくらい深い闇なんだ
生きたいならその痛みや苦労にたえなさい
簡単に言うよなあ
世の中は…
こっちの苦労もわからないで
本当何が常識だ
かこつけて
本当何が義務だ
ばかにするな!

悲しみは…そんな僕を笑ってる 死ねもしないくせにと
喜びは…なにも言えない僕をただ義務的みたいに感情のない笑顔を届けるだけ

もはやこの世に僕の味方はいないよ
父は過労寸前で
母は育児疲れで それでも僕を育ててきてくれた、ありがとう…少しのさぼりは気にはしないさ
世の中は嫌いだ
すべてが家の中で回るならいいのに…
なんて笑ったり 本当自分がわからなくなる

ほんの一例ですよ…
大丈夫
大したことはないさ
さあ 始めようか
ちょっとしたゲーム
お疲れのところ大変恐縮ですが…

例の 例の 残業ゲーム

深夜 深夜 残業ゲーム

死ぬまで…残業ゲーム

スタートボタンを押せ!

僕は押すのか押さないのか
まだ迷ってる
まだ悩んでる

今!

2009/01/18

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -