ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.138000-138999 > No.138266「ぼくがはじめてついたうそ」

過去ログ  〜 過去ログ No.138266 の表示 〜


[138266] ぼくがはじめてついたうそ
詩人:あかつき [投票][編集]


心配性のきみの瞳が映しだしたのは嫉妬心

見えない影に怯えて震えながらぼくの袖を掴む



大きな涙の粒にひそむ深い深い孤独

どんな優しい言葉でさえ届かず泡と消えるようで

これ以上二人傷つき合って

どこに向かえばいいのでしょう

寂しさを笑顔にすり替えてせーので振り返れたらいい



また明日ぼくがきみを想わないように

きみがぼくを忘れるように

“この場所に愛なんてないんだ”

ぼくがはじめてついたうそ

2009/01/20

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -