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[139120] プロローグ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


失くした恋はまたつぎに始まる恋のための終わりへのささやかなエピローグ

今から 始まるのがほんとうの恋だよ…

恋はね すばらしいものだ
だけれど切ないのさ
今さらだれでもしってるね
恋をしたことのある人ならみんな…

この恋はつぎの恋が始まるまでのささやかな息抜き

大丈夫だよというけど何が大丈夫なの? いつになったら始まるのでしょう
プロローグ
プロローグは

切ない恋だね
また
繰り返す切なさに胸が痛むんだ

臆病になって
心の扉を内側から閉めて
ほんとばかみたい…僕
この 弱虫…!

それでも切ないのが恋なんです
みかんみたいに甘い酸っぱいがあるのが恋なんです
始まってから気づくのも恋なんです

それでも好きになったら止まらない
それも恋

すべて
プロローグを開始するためのほんの序章
まださ
プロローグは開始されてもいない目次さ

さあ
始めなさい
淡くも美しい恋のスタート地点からふたたび走り出せ
幸せになるために
幸せにさせるため
僕らは愛し合ってく
僕らは愛し合ってる

ただ好きという気持ちふたつ出揃った時点(だけ)で始まる
それが恋のプロローグ
僕も。

2009/02/01

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