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[141149] 紙一重
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


心地いい痛みは恍惚の安らぎに似て
痛みと快楽は紙一重だから危うい

闇にも惹かれる
悪をあこがれる
輝いてる
痛みの向こうの安らぎ
快楽を超えた安らぎ
それは紙一枚ではさまれただけの薄い防御だからすぐに壊れてしまう理性と狂気の壁

ぼくはその世界に染まりたい
喜んで
喜んで
謹んで
謹んで。

2009/03/15

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