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[143134] 同じ空の下に
少し立ち止まって
遥か遠く耳を澄まし、もう一人の
僕の声を聞く
何もない僕と違って、どうか君は
幸せであるように
親愛と憎しみが
寄り合わされたような灰色の心
それを抱えながら願うのは
愚かだと、溜め息が出るけれど
何もない僕ができるのは
たったこれだけ
一握りの美しい感情を育て上げて
いつか君の前に立って
素直に笑うことができますように
2009/05/06
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