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[144878] 溺れる世界
親指の動きが
次第にあなたを描いてきたので
そろそろ
また逢いたくなってきている
完成した器を求めて
さ迷ったあげくに
待っていたのが
幸せというものなのかどうか、曖昧
どうかして、寄り道のように
好きになった
つまらない恋だというのに
おっさんに睨まれた
というより
僕はその時、世界から睨まれた気がしていた
三十にもなるというのに
そう、何かが言った
無数の瞳が、僕を見ている
手首に残った傷が
初めて、ズキンと痛んだ
2009/06/21
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